太平洋戦争末期、戦況の悪化に伴い、海軍、陸軍共に体当たり攻撃の特別攻撃隊が編成された。この加古川飛行場からも第76振武隊、第213振武隊、第214振武隊が編成された。また関東方面からくる特攻機の中継基地にもなっていたため、多くの若者がこの加古川の地を訪れていた。出撃が決まると特攻隊員たちの出陣式が行われ、その後、熊本県の「菊池飛行場」に向け飛び立った。そして出撃の日が決定すると鹿児島県の「知覧」に向かい、沖縄の海へと向かったのである。
〇特攻機に搭載された爆弾の種類
Copyright© デジタル資料館 加古川飛行場 , 2024 All Rights Reserved.